映画「マガディーラ 勇者転生」

 『マガディーラ 勇者転生』という映画を観ました。物語は英雄バイラヴァと彼の恋人ミトラ姫が、国を狙った軍司令官の陰謀により死亡するところから始まります（Amazonのあらすじに基づいています）。

バイラヴァの死後、国王（おそらく）によって彼を転生させる儀式が行われ場面は400年後に移ります。バイラヴァはハルシャという男に転生し、賭けバイクレーサーとして活躍しています。ここで突然のダンスタイムが挟まります。

ダンスが終り、ハルシャはタクシーに乗っている最中、通行人の白い服を着た女性、インドゥと手が触れた瞬間、前世の記憶が甦り、彼女こそがミトラの生まれ変わりであると確信します。ハルシャはインドゥと手が触れあった場所に戻りますが、彼女は上着を羽織っており、ハルシャは服装で覚えていた為彼女の正体に気づくことができません。

ハルシャはインドゥの行方を追いながら正体を隠した彼女との交流を深めていきます。一方、転生した軍司令官であるラグビールもインドゥに思いを寄せ、彼女を狙います。ラグビールはインドゥのいとこであり、彼女が眠っている間に彼女に触れようとしますが、バイラヴァの幻影によって阻まれます。シャーマンの助言を得たラグビールは、自身の前世とバイラヴァとの因縁について知ることになります。

過去の記憶を取り戻したラグビールは現代のハルシャを見つけ襲撃します

ハルシャはラグビールから逃げていたところ偶然バスに乗っていたインドゥと手を触れます。この出来事をきっかけに、彼女が自分が求めていた存在であることを確信します。

ハルシャはインドゥに嘘をついておびき出します。二人のイチャイチャダンスタイムが始まりますが、その後、インドゥの父親が現れ、彼らの関係を許さないと宣言します。しかし、説得すると、あっさり結婚を許してもらえるようになります。

しかしその話を聞いた、ラグビールはインドゥの父親を殺し、ハルシャに罪を着せます。ハルシャは拘束を振り切り、ヘリコプターに乗り込んで逃げるインドゥを追います。ハルシャは自分が無実であることを訴えますが、信じてもらえず、ヘリから振り落とされます。

ここから過去の出来事が語られます。

前世のハルシャとラグビールは姫の伴侶の座と追放を賭けたレースで対決します。ハルシャは勝利し、ラグビールは追放されます。ここで前世のイチャイチャダンスタイムが始まります。

しかし、国王はハルシャ一族が30年で命を落とす運命であるため、ハルシャ自身も次の戦で命を落とすだろうと言います。姫を悲しませない為に国王は結婚を諦めるようハルシャに求めます。ハルシャはこれを受け入れ、姫との結婚をあきらめます。

ハルシャと姫は儀式のために国を離れます。姫は儀式中にハルシャに本当の気持ちを告げるよう求め絵を描きますがハルシャは黙ったままです。儀式の最中、ハルシャが不在の隙に、敵国に寝返ったラグビールが国を占拠します。

儀式の場に来た敵国王はハルシャが100人の兵との戦いに挑み、勝利すれば国を明け渡すと宣言します。ハルシャはこの挑戦を受けます。

ハルシャは満身創痍になりながらも100人斬りを達成し、その姿に敵国王は感銘を受けます。敵国王は約束通り国を渡そうとしましたが、ラグビールが介入し、約束を反故にします。ハルシャとラグビールの決闘が始まり、ハルシャが勝利しますが、死の間際に姫に向かってナイフを投げられてしまい姫は死んでしまいます。物語は冒頭のシーンに繋がります。

物語は現代に戻り、ヘリコプターから振り落とされたハルシャが水に沈んでいますが、引き上げられて意識を取り戻し、インドゥのもとに向かいます。一方、ラグビールは再びシャーマンに相談し、しばらくの間ハルシャとインドゥを再開させなければインドゥの過去の記憶は永遠に戻らないという助言をもらいます。

ハルシャはこの話を盗み聞きし、インドゥを前世の儀式の場所に連れて行きます。そこで姫が描いた絵を見た瞬間、インドゥは過去の記憶を取り戻します。ハルシャとラグビールの決闘が始まり、ハルシャはラグビールの腕を斬り落として勝利します。

最後のエンディングダンスタイムが繰り広げられます。

ストーリーはよくある感じでしたがそこそこ面白かったです。ダンスタイムがすごく多く長かったですダンスだけで30分ぐらいありそう。